2021/06/22 08:30
こんばんは。
今朝ゴミ出しをしているときにトビイロケアリの女王を見かけました、もうそんな時期なんですね。
今年はちょっと早いかな。
先日入荷したアリの詳細について販売開始までに少しずつ紹介していこうかなと思います。
お問い合わせが多かった順に紹介していきますね。
今日は紹介するのは、シニカオオズアリ(pheidole sinica)

東南アジアに生息するオオズアリの一種です。
オオズアリの中で最大と言われていますが、何が最大かと言うと女王のサイズです。


体は大きいのに顔はしっかりとオオズアリの顔をしていますね。

こちらは同じ東南アジア産のpheidole yeensisの新女王
ワーカーのサイズは、ほとんど変わらないのでシニカオオズアリの大きさがわかると思います。
同じ地域に生息しているのにどうしてこれほどまでに大きさが違うのでしょうか。
女王が大きいことで生物学的に何が有利になるんですかね。
純粋に卵の生産数は増えそうですが、その分女王の生産コストが高いですよね。
適当に理由をつけるなら、飛ぶ新女王の数は少ないけど、コロニー設立成功率が高いとかですかね。
こういうのは現地でじっくり観察しないと見えてきませんね。
すでに入荷分全て売約してしまいました。
私が想像していたよりも人気がありそうなのでまた入荷してみようと思います。
それでは。