2022/02/04 08:00

こんばんは。


今日はコハクオオアリについてのお話をちょっとだけ。

学名がCamponotus fedschensckoiとCamponotus tercestanusで混同して知られています。
聞く人によって答えが違うので迷っていたのですが、
正しくは、Camponotus fedtensckoiのようです。私もつい最近まで逆にして販売していました。申し訳ないです。
(何か間違いなどありましたらご指摘いただけるとありがたいです。)

また別にCamponotus turkestanicusと別のアリもいます。ややこしい、アリの学名。

黄色くて綺麗なワーカーが人気がありますね。
今日はあまり誰も注目していない女王の体色に注目してみてみます。


こちらの女王はよく見られるコハクオオアリの女王ですね。
頭部と胸部が黒褐色で腹部が黄色(オレンジ)です。

続いてこちら。



胸部がかなり茶色っぽいです。
個体によって色の濃さにかなり差があります。




今度は腹部に注目してください。

腹部に褐色の斑点があります。
どことなく虎っぽい色合いです。

もちろん斑点の大きさも個体によって異なります。




女王でこんなに体色に個体差があるアリって意外と珍しいんじゃないですかね。
そういえばツムギアリも結構個体差がありますね。

以上、コハクオオアリの体色の個体差でした。
もし気になる方がいたら購入前に問い合わせてみてください。

こういったマイナな話を少しずつ更新していきたいですね。
マイナすぎてあまり興味が湧かないと思いますが、また気が向いたら覗いてみてください。
それでは。